愛くるしくて、ラブリーでファンタジーな世界観!天使のようにキュートなルイとお母さん。一歩足を踏み入れて、見えてきたのは狂気と悲しみ、絶望、そして広くて深くあたたかな愛情。
シトウレイ(photographer/journalist)
本作を一言で表すならば、まさに「タイムパースペクティブの混乱」。スクリーンで展開されているカットが、今なのか、過去なのか、将来なのか・・・謎を残しながら物語は一気に突っ走る。そしてラストには、予想だにしない驚愕の真実が観客の心に一気になだれ込む。サスペンスとして常識を超えていく中で、最後には「愛」を確実に伝える俊逸な作品だ。
出口保行(東京未来大学 こども心理学部長 教授)
ブロンドとゴールデンゲートブリッジ、そして妄想的脅迫観念の相性、組み合わせ!!!巨匠ヒッチコックを彷彿とさせるわ!映像が本当に美しいし、何よりも生意気で可愛いルイのモノローグ演技が素晴らしい!!!あの子、ヤヴァすぎる!!!
ヴィヴィアン佐藤(美術家・ドラァグクイーン)
息詰まるほどスリリングなストーリー展開。それぞれの役に見事にはまったキャスト。フランス人監督の艶やかな演出によって最後に差し出されるのは、たしかな絆だった。この愛の形を、私は信じてやまない。
雨宮塔子(フリーキャスター・エッセイスト)
9回死にかけた少年の物語は、アジャ版“パンズ・ラビリンス”だ!と思っていたら、アジャ版ヒッチコック風サスペンス?!アジャの8番目の監督作品はこれまでのホラーとは一味違う傑作だ!
小島秀夫(ゲームクリエイター)
予告編を見て「?」、本編を見始めて1時間くらい、激しく「?」。そして映画が終わりかけたときは「!」、最後は「!!!」!この映画は観客をいったいどこに連れていこうとしているんだろう。そんな焦燥感に心振り回される90分+衝撃と感動の18分!
金原瑞人(翻訳家)
真実を模索する、緊張感あふれる展開。これは、父アンソニー・ミンゲラから息子マックスへ引き継がれた、最高のサスペンスだ。
南波克行(映画評論家)
いくつもの視点が錯綜して、構造が不安定になっていく。だからこそ、いくつもの謎が解明されても、観ている側は落ち着かない。別の視点から観たら、真相は違ってくるんじゃないの?と思ってしまうからだ。あなたなら、どう観る?
青山南(翻訳家)
アジャはホラーだけではなかった!情感あふれる奇想世界に関しても才気を放つアジャ監督に脱帽。
滝本誠(評論家)